« 殿のイタヅラ | Main | 寝物語 »

September 20, 2008

ある相談職の長い一日

9月19日
 朝は一本の電話から始まった。二人暮らしの主介護者が、胃から吐血し、救急入院。独居状態になった要介護者。支援は急を要する。
 机の上には昨日からの書類が25cmほど積み上がっている…が、相談者が最優先。特に今日は訪問が多いので、窓口相談には一人しかいないことが多く、記録は進まない。
 そんな窓口には、海外から一時帰国の家族。こちらも、滞在中に目星をつけなくてはならない。電話は、入院先が見つからないと、病院への不満を訴える家族。その気持ちをきちんとまとめないと、次の手順には進めなさそうだ。
 夕方の訪問は、在宅ターミナル期の独居の人への訪問診療&看護導入のための担当者会議。訪問15分後、要介護者が咳き込み始めた。血痰というより、鮮血。契約のために同席していた訪問看護婦が対応中に、急遽、初回の訪問診療を依頼。
「救急車呼んで。内視鏡で出血部位の確認と止血剤の点滴が必要になりそうだ。」
 5年ぶりくらいに救急車を呼ぶ。実に久しぶりだ。救急車を見送って、帰着。不在中にかかって来ていた電話に返信するうちに、机の書類は50cm程に…夏休みの宿題くらいあるぞ…。消化するべく、目についたものからガリガリと書いていく。この紙切れ一枚の中に、家族の祈りや、本人の希望が込められている。幸せになりたいから、誰かに何かを依頼する。申請とは、時に神聖ですらある。
 ちっとも減らない気がするが、それでも今日はあまり遅くはなれない。記念すべき亡義父の還暦祝いなのだ♪本来であれば、定年祝いでもある。
 見切りをつけて、相方の実家へ自転車を飛ばすと…相方が殿の頭を押さえている。
「どしたの?」
「何かの金具で頭を切った。出血が止まらない。」
現状確認をする。傷は髪の毛の中。5mm程度と思うが、そこにはちょうど4cm大のホクロがあるので、髪だか肌だか傷だかわかりにくい。出血は、頭だからまぁ傷の割に出る。
 血が止まったか確認したい相方は、ちょくちょく傷をみている。これでは圧迫止血にならない。きちんと圧をかける目安を伝えながら、念のため近くの救急外来に電話。状況を伝える。
「あんまり止まらないようなら、診察を受けに来なさい。」と当直医。
 通院のための算段をしていると、止血係の相方いわく、
「もうすぐtreetopが帰ってくると思ったから、帰ってきたらなんとかなると思ったから、慌てないで対応出来たんだ。」と、超安堵の表情。
 なんだか不思議な気がした。オイラは医者でも看護婦でもスーパーマンでもない。うろたえていても顔に出ないのは、多分、歌のおかげだし、パニックでもいくらかは応急判断が出来るのは、むしろ仕事上の脊髄反射だ。
 それでも、それをあてにして冷静な判断ができたなら、まぁ、それはそれでいいか。
 一日中ばたばたして、自分的にはまだなんにも片付いていないけれど、今日関わった他の人にもそう思ってもらえてたらいいな…相談職って、直接何かをする役割ではないけれど、それでも役には立てるんだ…と、改めて思った。

 で、殿の傷はきちんと止血したら、5分くらいで止まって、念のため受診した結果も、
「今日はお風呂やめておこうねぇ。」程度のことでありました。

…何だか本当に長い一日だったなぁ(^-^;

|

« 殿のイタヅラ | Main | 寝物語 »

Comments

Ho ly la linh vat so 1 ve duong tinh duyen, nay Da quy An An xin gioi thieu qua doi net ve da ho ly phong thuy nhe. Da ho ly co tac dung giup duong tinh duyen tro len suon se, nguoi doc than som tim thay 1 nua, nguoi da co thi tinh yeu cang them ben chat. De da ho ly phong thuy phat huy hieu qua, nguoi su dung can chu y khong nen de nguoi khac cham vao linh vat nay, neu khong may roi thi ve nha can phai tay ue da ho ly ngay.

Posted by: da ho ly | December 22, 2019 01:52 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 殿のイタヅラ | Main | 寝物語 »